日本文化政策学会「コンテンツ政策からみた文化政策」

 
 もう本日のご案内になりますが、東京芸術大学千住キャンパスで開催される日本文化政策学会の下記のパネルに登壇します。
 私からは昨年10月に文化政策学会とコンテンツ学会が共同開催した「国立メディア芸術総合センターを考える」の議論を参照しつつ、メディア芸術総合センター問題(あるいはポップカルチャーメディアアートの合成語としてのメディア芸術という概念そのもののはらむ問題)を軸に文化政策コンテンツ政策の協業可能性について問題提起する予定です。
 
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■「コンテンツ政策からみた文化政策」日本文化政策学会若手フォーラム
 
クリエイティブ振興政策に世界のトレンドが向かう中、まるでガラパゴスのように文化政策コンテンツ政策が分かれている日本。
 
どちらも新しい領域として文化政策研究とコンテンツ政策研究が生まれ、同じく社会や政策に活かされる実学としての取り組みが行われる中、相互の交流がまだ少ない状況にあります。
 
文化政策学会が今回、東京で開催されるのを機に、東京でしかできないプログラムとして、クリエイティブクラスター理事長の岡田智博が座長となり、コンテンツ政策研究および政策実践における若手第一線を討論者に迎え、相互の交流となるプログラムを1月9日の午後8時より「政策夜塾」として開催します。
 
学会プログラムでありますが、学会外の方も無料で参加できるオープンなプログラムです。
 
日本のソフトパワーそして文化による社会再生に注目が集まる今とこれからをそれぞれのみなさまと共有できればと思い、おいでをお待ちしております。
 
開催情報
 
■ 開催日時 2010年1月9日(土曜日) 20:00-22:00
■ 会場 東京藝術大学 千住キャンパス
JR常磐線東京メトロ千代田線・日比谷線東武伊勢崎線つくばエクスプレス 北千住駅下車
西口、仲町口 徒歩約10分
東京メトロ 1番出口 徒歩5分
□ 会場案内リンク(東京藝術大学千住キャンパス) http://www.geidai.ac.jp/access/senju.html
 
■ 討論者
境 真良 経済産業省
津田 大介 インターネットユーザー協会
作田 知樹 東京大学大学院人文社会系研究科(院生)/Arts and Law
生貝 直人 東京大学大学院学際情報学府(院生)/クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
 
□ 座長
岡田 智博 東京藝術大学大学院音楽研究科(院生)/クリエイティブクラスタ
 
■ 会費 = 無料 (当日はそのまま会場においでください)
 
○ 本プログラムも含め、1月9日(土)・10日は、同会場にて日本文化政策学会 第3回年次大会が開催中。あわせて御参加下さい: 大会の内容は公式サイト http://www.jacpr.jp/ を御覧ください